正直なところ・・・

更新頻度がとんと下がってしまいまして、更新を期待してくれている方々には申し訳ありません。
別サイトでは記事更新をしていたりもするのですが、ウォーターサーバーネタではなかったりするので、こちらのサイトには書いていません。

くまおさんも業界を離れて早3年が経過して、当時の記憶が無くなってきました。
これはビックリするのですが、メーカーを辞めた当時は鮮明に覚えていたような事がどんどんうろ覚えになってきます。だからこそこのサイトに記載してあることはとても貴重で、くまおさん自身にとっても大切な備忘録となっています。

さて、そんなくまおさんの記事更新が最近滞っている理由は・・・

おすすめできるメーカーがないからです。

厳密にはあります。クリクラ
のリターナブルが価格面と衛生面で最もバランスが取れていると思います。でも売れないんだわ、これが。

エンドユーザーの皆様はRO水(人口精製水)を望んでいない様で、ウェブで成約になるのはほぼ天然水です。
くまおさんの個人的な見解では、「人間の味覚でお水の味は判別できない」と思っているので天然水だろうが、人口水だろうが関係ないと思っています。
しかし、かつてサントリーが作り上げた「天然水」という言葉のブランドは生活の隅々まで根付いており、この牙城を崩すのは容易でありません。

そこで、くまおさんのサイトでは人工水を勧めながらも、エンドユーザーの欲しがっている天然水のウォーターサーバー情報を発信してきました。

でね・・・正直なところ・・・もうね・・・おすすめできるメーカーない!
ヤマト運輸値上げ騒動に乗じて各社が数回の値上げを実施している為に、人工水との価格差が大きくなり天然水ウォーターサーバーサービスの魅力は大きく低下してしまいました。
確かにウォーターサーバービジネスはあまり利益率の高い事業ではありませんし、先行投資が嵩むので利益率を高めたいメーカー側の思惑もよく理解できます。しかしここまで価格が上昇してしまうと、それを補うほどの魅力が天然水ウォーターサーバーに存在するかという事に対してかなり疑問です。

ウォーターサーバーが登場してから画期的なサービスの進化はありません。ローテクの商品なので革新的な進化は難しいとしても、何かしらのユーザーに寄り添った企画があってもよさそうですが、一切出てきません。

他の記事でも色々と言及していますが、現在はウェブ上での顧客獲得が主流です。
正確な数字は分かりませんが、1件の顧客を獲得する為に数万円の経費が掛かることも珍しくありません。

逆にいえばこれらの経費が商品価格に転嫁されているとも言えます。嘘ばかり垂れ流す比較サイトに数千万~数億円の広告費が流れ込みます。
ウェブでの情報操作戦争はgoogleとの戦いなので、日々難易度が上がりそれに乗じてウェブマスターたちの経費も高騰します。
でも、そんなことはエンドユーザーには関係ありません。むしろ迷惑な話です。
しかしそれが実情です。

くまおさんは衛生面・価格面でクリクラを推し、デザイン面でフレシャスを推してきました。最近ではプレミアムウォーターのアマダナサーバーにも言及しています。あれはかっこいいよね。
各社のサーバーを自宅で契約し、コスモウォーターも利用しましたが、いったい何がいいのかよく分かりません。しかし、ウェブ上では相変わらずの影響力があります。

実際のウォーターサーバー普及環境と、ウェブ上での情報操作の乖離が激しくなりすぎてしまい、正しい情報を入手できません。
ウェブ上での情報は混乱しているにもかかわらず、その混乱の原因である情報操作合戦のつけをエンドユーザーへの価格転嫁で乗り切ろうとしている事に対してものすごく不満です。

くまおさんはウォーターサーバーというサービスはとても便利だと思うのです。
赤ちゃんを抱えるママにはとても手助けになるし、高齢者の水分補給にも役立てると思う。ちょっとした日常のストレスを軽減できるサービスです。些細なストレスが減れば人生がもっと豊かになるかもしれません。

でもね・・・値段が上がりすぎだよ。
はっきり言って高いです。

このサイトは多くの業界関係者が見てくれています。そこで提案です。
リターナブルメーカーがここらで舵を切り返して、価格を下げる方向に向かってみるのはどうでしょうか?
正直に言って、リターナブルメーカーが営業力で今のワンウェイメーカーに勝つことは無理です。事業構造上無理だと思う。
リターナブルメーカーは大きくなりすぎてしまい既得権益が絡み合った各社の状況では革新的な改革はまず起こらないでしょう。
心当たりのあるメーカー幹部はたくさんいると思います。胸が痛いよね・・・そう、あなたの事ですよ(笑)

ワンウェイサービスとの価格乖離がこれ以上大きくなれば必然的に顧客が流れる可能性もあると思います。
そうなれば業界全体で価格下落の圧力がかかりワンウェイメーカーの価格が下がるかもしれません。

とは言え、もしもくまおさんがワンウェイメーカーの担当者だったら、それをチャンスとしてリターナブルメーカーを徹底的に引き離しにかかります。
う~ん・・・難しいですね。

そんな事でこれからも何か思いついたら記事を更新してゆきたいと思います。
今後も御贔屓に。

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