地震に天然水系ウォーターサーバーは弱いという話

天然水系のウォーターサーバーは地震には弱いです。
お水の供給がおそらく滞ります。
例えばコスモウォーターは大分に水源がありますので、この水源は一時的に出荷ストップになるでしょう。また、クリティアは熊本に水源がありますのでこちらも出荷停止になっているはずです。

また、九州エリアへの配送網(ヤマト・佐川)が混乱している可能性が高いので別エリアからお水を受け取っているユーザーも商品が届かなくなります。例えば熊本でコスモウォーター富士山の水を購入しているユーザーの元には商品は届かなくなると想定されます。

フレシャスは富士山エリアからの製品出荷ですが、熊本には届かないでしょう。フレシャスの場合、ウォーターパックタイプで電子制御系のウォーターサーバーなので停電するとお水が出なくなります。
コスモウォーターの下から入れるタイプのウォーターサーバーもお水が組み上げられないのでの、これもお水が出て来なくなります。

くまおさんはメーカー在籍時に東日本大震災を経験していますが、見事に色々と忘れていました・・・。
メーカー経験者ですら忘れているのですから、九州エリアの方々は完全に混乱しているはずです。

震災時は断水しますのでウォーターサーバーの予備ボトルがあるととても安心できます。

一部ウォーターサーバーメーカーは熊本地震に支援を開始すると考えられますが、それはクリクラとアクアクララにとどまるでしょ。クリクラとアクアクララはリターナブルでは唯一の全国展開をしているメーカーです。
この2社は全国各地に製造工場と販売代理店を有しています。その為各代理店担当者が自社配送網で製品供給することが可能です。一方、リターナブルメーカーは自社配送網を持っていないため被災地にウォーターサーバーを届けることが出来ません。

これから被災地にはいくつかの避難所が設置されますが、それら避難所にクリクラやアクアクララが無償提供されることが想定されます。クリクラやアクアクララのサーバーは電源がない状態でもお水を出すことが出来る仕組みなので、災害時にはとても便利です。こういう時に電子ボタンのサーバーは役に立たなくなります。くまおさんもコレは忘れてた・・・。

クリクラやアクアクララは熊本県にも販売代理店があります。それらの従業員がお水の配送を行ってくれることを期待します。

またこれから想定される問題としては【原発】です。水道水に放射性物質が混じりこんだ場合ウォーターサーバーの注文が殺到します。その際には天然水では無くRO水の方が安全性が高いと注目されます。
東日本大震災では福島原発問題から関東の方が九州のお水を求めてクリティアやコスモウォーターの九州水源のお水が爆発的に売れました。今回の熊本地震では逆転現象が起こる可能性があります。
熊本エリアの天然水は解約が相次ぐでしょう。

クリクラとアクアクララのリンクを貼っておきます。
クリクラ公式サイト
アクアクララ公式サイト

※4/18追記
主要メーカーではクリクラのみ熊本地震避難所支援を公式発表しています。やはりリターナブルとワンウェイの差が出てきています。こういったときにリターナブルは強いと言えるでしょう。ワンウェイ天然水系ウォーターサーバーは何もできずと言った感じ。アクアクララは公式サイトに記載がありませんでした。
こういった事が起こるとくまおさんのフレシャス推しも考え直さなければならないかもしれません・・・。

フレシャス配送遅延
※その後富士吉田市からの要請でペットボトルとBIBの支援をしています。
フレシャス遅延

プレミアムウォーター配送遅延
※その後、熊本の製造工場と連携して支援をしています。
プレミアム遅延

うるのん配送遅延
うるのん遅延

クリティア配送遅延
※その後、熊本の製造工場と連携して支援をしています。
クリティア遅延

コスモウォーター配送遅延

コスモ遅延

サントリーウォーターサーバー配送遅延

サントリー遅延

そして、クリクラ被災地支援アナウンス。今後も拡大予定。

クリクラ支援
⇒クリクラ公式サイト

※4/19追記
アクアクララも支援開始のアナウンスです。
アクアクララ支援

関連記事

ページ上部へ戻る