多くの人が勘違いしている冷温水の仕組み

おそらくあなた勘違いしています。

ウォーターサーバーの冷温水って「その場」で作られていると思っていませんか?お風呂のボイラーみたいに瞬間湯沸かし器的な??

それね・・・間違いです。

実はウォーターサーバーはどこのメーカーも「冷水タンク」「温水タンク」に各々の水が溜まっている仕組みです。

※わかりやすい図を用意しようと思ったのですがなかった・・・どこかのメーカーサイトにあると思ったのに・・・用意しとけや!なんて逆切れ・・・

 

どういうことかというと、例えば温水について。

サーバー中央部に温水タンクがあります。容量は約2リットル。2リットルのお水を75℃~85℃位に常時保っています。雑菌は60℃で死滅しますので、衛生上は安心です。

そして冷水。こちらは5℃~10℃程度で約2リットルをタンク保管しています。ちなみに冷水機構はコンプレッサー。エアコンと同じですね。ちなみに、この冷水は雑菌繁殖の可能性があります。そこで各社対策をとっています。

※とっていないところもあるけどね。。。そういうメーカーの製品をくまおさんはお勧めしませんのご安心ください。

※サントリーのサーバーは温度調節が可能です。高機能サーバー。でもほとんど意味ないと思う。。。オーバースペック。。。

 

ウォーターサーバーのお水は水道水と違って塩素が入っていないため、保管には向いていません。

ですから何らかの対策をする必要があるわけです。銀イオン等で抗菌しているメーカーが多いですね。

 

ということでウォーターサーバーは常時電気を使用します。

そのためなるべく電気代の安いサーバーを利用するのも賢い選択です。ちなみに、夏場はお湯を使用しないから電源を切るという人がいます。あれは最悪です。常温水が2リットルタンク内で留まります。雑菌繁殖し放題!こうなってしまったら消毒のやり直しが必要です。

 

ウォーターサーバーの消毒は一般的に中性電解水という電気分解されたお水を使用します。これは消毒効果がある上に人畜無害です。※薬品臭がするので味は最悪ですが。。。そして稀に洗浄が不十分だとお水から薬品臭がするというクレームが発生します。。

 

この中性電解水は一般人はなかなか手に入れられませんし、ユーザーはウォーターサーバーの洗浄方法を知らないので消毒はできません。身に覚えのある人はメーカーに相談してください。

 

 

ちなみに・・・ウォーターサーバーは冷水の温度をイジルことができます。夏場の屋外イベントで使用するときなどに通常よりも冷水温度を低めに設定したりできます。しかし、この設定方法はユーザーには絶対に教えません。

なぜなら・・・・壊すから・・・

ユーザーさんに使い方を教えると壊れて帰ってくることが多いのです。ウォーターサーバー自体の原価は2万円~しますので、壊されると損失です。ですから秘密にするのです(笑)

それでもイジル人がいるんですよね。わたしが担当していたお客様で冷水温度をいじってしまい、タンク内の水が冷えすぎて氷になってしまった方がいました。。。そしてコールセンターにクレーム電話「おい!水が出てこないぞ!」・・・・・ちーん。

おいおい・・・ということが多々ありました。

 

このサイトにお越しの良識あるユーザーさんは、温水スイッチを切ったり、冷水温度設定を変更したりしないで上げてくださいね。温水スイッチを切っても電気代はそんなに変わりませんので。

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