勝手に企業情報公開(TOKAI:うるのん・朝霧のしずく)

結論から言うとわざわざ契約しなくても良い会社です。どうやらサジェストスパムで流入してきている方が多いようなので、お気をつけ下さい。

さて、会社情報は悪くありません。ただ特別優れたポイントもないのがうるのん。メンテナンスもな・・・。少々不安です。
迷っている人はくまおさんの助言に従っておけば間違いありません♪

静岡県を地盤とするTOKAIは,2007年にウォーターサーバー事業に参入しています。静岡県では知らない人はいないエネルギー事業を中心とした生活インフラを支える超大企業です。県内での知名度はクリクラ・アクアクララ・コスモウォーターの比ではありません。

TOKAIは静岡県内と県外では異なるシステムで事業展開しています。県内はポリカーボネート製のリターナブルボトルを使用し、自社の配送しています。ブランドはミネラルウォーター「朝霧のしずく」と、RO水「ピュア純水」で、いずれも容量12Lです。
一方、県外は2011年から開始しており、「うるのん」ブランドを掲げてワンウェイのPETボトルを宅配便で配送しています。製品は「富士の天然水 さらり」「富士の天然水」のミネラルウォーター2種と、RO水の「やわらか水」。いずれも12Lです。
その生産体制としては、リターナブル専用工場(アクア焼津プラント) を焼津市、富士宮市にワンウェイ専用工場(富士山プラント)を擁しています。こうしたことから。TOKAI社は完全に独立した2種類のウォーターサーバー事業を展開していると言ってよいでしょう。

少し前の情報になってしまいますが、2014年3月末現在の顧客数は、静岡で8.3万件(前年比十2700件)、静岡県外が3.9万件 (+ 17000件) の合計122万件との事。総生産量は、県内向けが200万本、県外が60万本で今年度も順調に増えています。
同社によれば、静岡県内では普及率が高く新規顧客獲得の余地が少ないと分析、現在は「うるのん」に注力し県外市場を開拓しています。
くまおさんも静岡県にはよく訪問していましたが、TOKAIのシェアが凄まじく他県に比べるとウォーターサーバーの普及率も圧倒的に高いのです。

「うるのん」はスーパー等での店頭デモ販売に力を入れており、費用対効果から郊外や地方部で積極展開している様です。ちょっと未確認なのですがおそらく販売代理店制度をとっているのでしょう。
キャラクターにドラえもんを採用していることから子供のいるファミリー層を主なターゲットにしていることが読み取れます。

製品面でも強化を図っている。2014年は富士山プラント内に井戸を開削した。これにより同社は富士宮市内に2水源を確保し、異なる水質の製品を供給しています。

また海外にも事業展開を行っています。上海でもウォーターサーバー事業を行なっており、「富士思源」ブランドで製品輸出しているます。ただ、日本円換算で2400円/本という高額商品であることから、月間4,000本程度の販売にとどまっておりあまり売れていない模様。

そして注目すべきが資金投下量!とにかくお金持ちな会社です。
決算発表資料にて「アクア事業が収益改善を牽引」と記載されていました。そこでどんなものかな?と覗いてみると・・・−13億円・・・???どういうこと?

前記の決算が−20億円だったようで今期は+7億円だったという判断の様です。よくわからない理論ですがまあ良しとしましょう。
顧客数は13万件となり前期12.3万件から7,000件の増加です。と言うことは・・・7,000件増やすのに13億の赤字を吐き出したってこと?・・・???やはり意味不明な決算です。2016年は14.6万件を目指すようです。どうだろうね・・・たぶん無理でしょう。競合他社がかなり強くなっていますから。

そして来期の決算では売上高58億円、営業利益−10億円との事。
何年目で黒字化を目指しているのかはわからないのですが、とにかくお金持ちな会社ですね。普通潰れますよね・・・中小なら・・・
単年黒字化もまだしばらく時間がかかるでしょうし、累損回収はできるのでしょうか?不明です・・・。

ちなみにくまおさんは新規事業で累損回収7年という事業計画を提出したら、瞬時に却下されました・・・TOKAIほど大きな赤字ではないですよ。。

ウォーターサーバー事業がLPガスの母体事業と同じストックビジネスなので、初期赤字でも問題ないという考え方なのかもしれませんね。

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