アフターサービスについて

ウォーターサーバーのアフターサービス体制について教えます。

業界には大きく2つの勢力があります。一つ目がリターナブル(ツーウェイ)。二つ目がワンウェイ(BIB)です。

リターナブルというのは硬いボトルで配送員が直接運んでくるサービスの事で、ワンウェイというのは宅急便で商品が届き飲み終わったらゴミ箱へ捨てるタイプのサービス。
実はアフターサービスはこの業態によって決まってきます。

結論から申し上げるとアフターサービスが良いのはリターナブルです。

リターナブルメーカーは基本的に自社配送員(販売店のケースもあります)が顧客宅へ商品を配送します。その為、販売拠点と顧客宅の距離が近いことが特徴です。例えばサーバーになにか不具合があった場合、その販売拠点から担当者が駆けつけることになります。
基本的には訪問して対応することが多いようです。

一方、ワンウェイメーカーの場合、販売拠点は本社及び製造工場です。全国に販売代理店は存在しますが、各代理店は顧客獲得までが主な仕事でアフターサービスに関してはノータッチです。顧客権は各メーカーに帰属しますので販売店は顧客対応はしません。
例えば、サーバーから水漏れが起こった場合ユーザーはコールセンターへ電話することになります。対処方法等を教えてくれますが、訪問して対応する事はまずありません。販売拠点が各地域に存在しているわけではない為対応できないのです。

そして、OEMメーカーの場合は更に不具合時の対応が低下します。
お水やサーバーに不具合があったとしても自社で検査することが出来ないからです。

と言うことでアフターサービスを考慮するならリターナブルです。

 

 

で・・・・ここからは本音ベースで。
ウォーターサーバーの不具合発生率は実際のところかなり低い。また不具合があったとしてもあまり大きな問題ではないケースが多いです。

コールセンターへのお問い合わせで最も多いものは下記です。

  1. 水切れ
  2. 異味異臭
  3. 人的クレーム

まず、水切れと言うのは「ボトルが空になった!水がない!」という電話。この電話が圧倒的に多い!そして異味異臭。これは勘違いのケースが9割です。多くは、コップに残った塩素が原因です。紙コップでお水を飲むと異味異臭は解決されます。
そして最後が人的クレーム。配送員が気に入らないとか営業マンが嫌だ等々。

サーバーの不具合に関するお問い合わせはそこまで多くありません。ウォーターサーバーは元々簡単な構造の電化製品です。ですから不具合が起こりにくいのです。仮に不具合が起こったとしても大事になるケースは少ないのです。
気にしなければならないのは「水漏れ」。これは気をつけなければなりませんが逆に言えばそのくらいです。

ウォーターサーバーで健康被害が起こったという事例は聞いたことがありません。※これはウォーターサーバー協会関係者も言っています。

ですから、ウォーターサーバーに関してはアフターサービスに関してはあまり気にする必要はないと思います。でもでも・・・どうしても不安ならばリターナブルメーカーを利用しましょう。
そして、リターナブルメーカーを利用する場合は、本部直営店を指名しましょう。

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