赤ちゃんのミルクとウォーターサーバーと放射能

ウォーターサーバーのお水で赤ちゃんのミルクを作りたいという需要は多いですよね。
これね・・・厳密にいうとNGなんです。
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どういうことかというと、WHO(世界保健機関)がこんなことを言っています。

(*) 調乳方法について
「WHO(世界保健機関)のガイドラインが 2007(平成 19)年に変更され、現在は煮沸された 70℃以上のお湯で調乳するように指導されています。お湯が粉ミルクと混ざったら、哺乳びんを直ちに流水をあてるか、氷水の入った容器に入れて、授乳できる温度まで冷やします。このとき、中身を汚染しないよう、冷却水は哺乳びんのキャップより下に当てるようにします。赤ちゃんに飲ませるときは、やけどを防ぐため、腕の内側にミルクを垂らすなど必ず温度を確かめてから飲ませましょう。粉ミルク製品によっては、湯冷ましと混ぜてもよいとしているものもありますが、いずれにしても調乳方法は必ずミルク製品の記載に従いましょう。」

※東京都の見解
「粉ミルクの調乳の際には、熱いミルクにウォーターサーバーの冷水を入れるような利用方法は避けるべきと考えられる。
2007 年に WHO(世界保健機関)から出されたガイドラインでは、粉ミルク中の菌による感染症を防ぐために必ず 70 度以上の煮沸した湯で調乳し、その後は瓶を流水等にあてて冷却することが求められている。粉ミルクの製造事業者によっては冷却の際に、外部からの冷却だけでなく、湯冷ましや自社の専用ペットボトルの水を入れて温度を調整することも選択肢として例示している製品もあるが、いずれにせよウォーターサーバーの冷水を直接入れる方法はWHOのガイドラインや粉ミルクの調乳方法には含まれていない。粉ミルクによるトラブルを避けるためにも、ミルク製品に記載された調乳方法に従うことは重要である。 」

要するに、「赤ちゃんのミルクは熱いお湯で作って冷水や湯冷ましは混ぜないように」という事です。ウォーターサーバーのお水に限らず冷めたお水と熱湯を混ぜてミルクを作ってはいけないと彼らは言っています。

 

 

そんなこと言われても・・・流水で冷やすの面倒だし・・・夜泣きされたら、時間かかって大変だし・・・

 

 
という事で、くまおさんは子供のミルク調乳にガッツリ温水と冷水を混ぜていました。この時ほどウォーターサーバーの便利さを身に染みて感じたことはありませんでしたね。夜中に突然起こされてもお湯と冷水がすぐに用意できているわけですから、ストレスフル♪

WHOの警告は知っていましたが、我が家の子供たちは立派に大きくなりましたのであまり気にする必要はないと思います。

※あくまでも個人的な見解です。

さて、放射能の件ですがウォーターサーバーのお水はほとんどのメーカーで放射能試験を実施しています。その結果はHPにて公表されているケースが多いので確認してみるとよいでしょう。どうしても気になる場合はコールセンターへ電話すると懇切丁寧に教えてくれます。

ゆえに、ウォーターサーバーのお水は放射能に関しては安心できるレベルです。赤ちゃんのミルクにも問題ありません。

 

 

そうそう、ちょっと言い忘れていましたがよく言われていることで、
「ミネラルウオーターでミルクを作ってはいけない」
という都市伝説があります。お医者さんも言ってたりするのかな?

これはウォーターサーバーのお水の場合は当てはまらず、特に問題ありません。
ここで言われているミネラルウォーターというのは「硬水」のこと。主に外国のお水です。

粉ミルクには多くのミネラル成分が配合されています。そこに「硬水:ミネラル成分が多い」を入れるとミネラル過多になってしまい赤ちゃんがお腹を下す原因になるのです。

ウォーターサーバーで提供されてるお水はほぼ100%軟水です。硬度0~50程度のお水がほとんどなので気にする必要はありません。
そのような理由からペットに与えても問題ありません。水道水と同程度の硬度なので水道水を飲んで問題ない人や生物なら問題ないと判断できます。

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