東日本大震災とウォーターサーバー

ウォーターサーバーが急成長したタイミングがあります。
それが東日本大震災。
そして福島原発に端を発する水道水放射能混入問題です。

当時くまおさんは、ウォーターサーバーの販売店を募集する仕事をしていました。
あの時は、すごかったです。
一般のお客様からの電話が鳴りやまず、営業所には人だかりができ、ウェブサイトはアクセス過多でダウンし、コールセンターはパンク。
とにかく新規お客様からのお問い合わせが殺到していました。

くまおさんは現場担当ではありませんでしたが、さすがに人手が足りなかったので現場に駆り出されて仕事をしていた記憶があります。
そして、販売店になりたいという企業からの問い合わせもとにかく多かった。

今では信じられない話ですが、当時は何もしないでもお客様から申し込みがあったため、多くの企業がウォーターサーバー事業に関心を持ったようです。特に原発のおひざ元福島県からの問い合わせはとても多かったですね。
さすがに数が多すぎて対応しきれなかったので、お断りしていました。

それまでは「お水にお金を払うなんて・・・」と言われていましたが、震災を期に「安全にお金を払うのは当然。命の水」という感覚に変わった方が多くものすごく営業がしやすくなったのを覚えています。
それからしばらくは「バブル」です。もうお客様がじゃぶじゃぶしていました。

世間では買い控えや自粛ムードで消費が振るっていませんでしたが、ウォーターサーバー業界はお祭り騒ぎです。
それまで世帯数に対して3%程度だった普及率が一気に4%を突破します。
たかが1%と思うかもしれませんが、ウォーターサーバー業界はそれまで約10年かけて3%程度まで普及させました。それがわずか1年で1%増えてしまったのです。ただただ「バブル」でした。

ですから、この時期に新規参入業者が一気に増えます。
そしてその多くがコスモウォーターからOEMにて製品供給を受けているのです。ですから、このタイミングから一般ユーザーが迷い始めます。なぜなら、同じサーバーで同じ水なのに会社名が違うからです。ですからコスモのOEMはこのタイミングで参入した会社がとても多いのです。

それはさておき、震災後も3年程度は堅調に市場が伸びてゆきます。
おそらく2015年度で世帯に対しての普及率で6%程度までは伸びているのではないでしょうか?

ですから100世帯中6世帯にウォーターサーバーが置いてあるという計算です。
皆さんが想像されているよりもかなり少ないでしょう????実際にはそんなものです。
まだ普及率は低いので今後増えると思います。

あーーーーまた他愛のない話をしてしまった・・・興味のない人もいますよね。そんな方は読み飛ばしてくださいね。

関連記事

ページ上部へ戻る