価格比較させない手法

ウォーターサーバー業界にはメーカーが多すぎて、プロでも本当にいいウォーターサーバーを判別できない状況に陥っています。
これは意図的なのか、なんとなくその様になってきたのかはわからないのですが、とにかく複雑です。

価格がわからない。
レンタル料がわからない。
成分がわからない。
運営会社わからない。
安全性がわからない。
配送方法がわからない。
支払い方法がわからない。
ノルマがわからない。
解約金がわからない。
レンタル品なのか買取品なのかがわからない。
注文方法がわからない。
どこで買えばいいのかわからない。
等々・・・・

わからないことだらけですね。コレって何かに似ていませんか?特に値段がわからないという項目・・・そう、携帯電話料金です。
つい先日妻のiphoneを機種変更しようと思ってメーカーサイトで価格を調べました。
すると何やら意味不明のキャペーンやら割引やら・・・とにかく複雑すぎるのです。そしてそのキャンペーンの適用にも条件があったり、一定期間で解約すると意味不明な高額な解約金が請求されたり・・・もう、本当に腹立たしい!

そんな時に、あるラジオを聞いていたら携帯電話料金の通話料を引き下げるように政府がキャリア各社に要望を出したというようなニュースが流れました。そこで経済アナリストがすかさず「難しいと思いますよ」と発言。

「消費者に価格比較をさせない方法は、料金体系を複雑にすることです。だから携帯電話料金はよくわからないでしょ。消費者は諦めて、なんとなくショップ店員に言われた料金プランで契約するんですよ。料金体系をシンプルにすると価格競争に巻き込まれるので、そういった戦略は取らないと思います。」との事。

確かに・・・妙に納得してしまいました。
携帯電話は基本的には大手キャリアが3社とワイモバイルくらいで、その他格安SIMというのが最近はやっていますが主に3〜4社を比較することになります。ですからまだマシです。ところがウォーターサーバーは100社を比較しなければならないのです。
これはもう事実上不可能です。

例えば、お水の単価が一番安いのはトーエル社の運営するアルピナウォーターですが、この会社はサーバーレンタル料がかかるため少量しか消費しない人にとっては割高になります。
例えばクリクラは全体的に安く、レンタル料も無料ですが年に1回サーバーメンテナンス料金として5,000円が必要です。ちなみにこのサーバーメンテナンスは拒否できません。ですからコレも結局安いのかどうなのかわかりません。
じゃあ、コスモウォーターはレンタル料は無料だしメンテナンス料も無いけれども、お水の値段が割高です。さらに解約金の設定があり、それも利用プランによって条件が異なります。
また、消費ノルマが設定されているメーカーもあり、ノルマ未達成の場合はペナルティが1,000円かかったりします。

もうね、コレは無理だよ。

くまおさんはウォーターサーバー選びでよく相談を受けるのですが、その際に聞かれるのが「一番安いのはどこ」という事。
これね・・・分からないのよ。。ほんとに。使用してみないとあなたが月間何リットル利用するかわからないのでどのメーカーが一番安いのかは現時点ではわからないのです。

くまおさんは業界事情には相当詳しいのですが、そのくまおさんでさえわからないと言っているのですから、もう自分で判断することは諦めてください(笑)くまおさんおおすすめは、クリクラミオフレシャス(※dewo)、コスモウォーターキャンペーン(※お掃除ロボット付き)、クリクラです。

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