代金の支払い方法について

ウォーターサーバーの利用料金について支払い方法を解説したいと思います。
意外と盲点だった・・・この辺りが不安な方が多いようです。長年業界に浸かっているとユーザーの目線が分からなくなってきます。当たり前って怖いです。

各社大体同じような支払い方法ですが、リターナブルメーカーは注意が必要です。

ワンウェイメーカーの場合、代理店が顧客獲得をしても顧客権はすべてメーカーに移り商品は本部工場から発送されます。その為代金の支払も本部で一括管理されるため、どの代理店で申し込んでも支払い方法は同じです。

しかし、リターナブルメーカーの場合各代理店ごとに支払い方法が異なります。
大体はクレジットカード、現金決済が多いようですが代理店によってはクレジットカード決済手数料を嫌って、現金のみというところもあるようです。

ちなみに、クレジットカードの決済手数料は概ね2〜5%程度。その金額を代理店やメーカーがカード会社に支払っています。
クレジットカード決済の場合、各社は決済代行会社と契約して個人情報を取り扱います。ですから、カード情報等の入力画面は決済代行会社のセキュリティシステムが適用されており、一定の安全性は確保されているので仮に小さなメーカーだったとしても神経質になることはありません。

さて、もう少し詳しくお教えします。
リターナブルは前述した様に会社によって支払い方法が異なることが多いので、一般的なワンウェイメーカーを参考に解説したいと思います。

ワンウェイメーカーの決済方法で一番多いのはクレジットカード決済です。
申込時にクレジットカードを登録し、その後は自動引き落としです。ウォーターサーバーの場合、自動引き落としというシステムに違和感を感じる方が多いようです。毎月使用料が異なるのに何故自動引き落としなのか?と疑問に思うのでしょう。

ワンウェイウォーターサーバー会社はほぼ例外なく「定期配送」の仕組みを取り入れています。
これは、契約時に「月間○本」という設定を行いその後は毎月決まった日に設定本数が配達されてくる仕組みです。

一般の方のイメージだと「お水を欲しい時に注文する」という感覚のようなので、実際にウォーターサーバー業界の仕組みに最初は戸惑うようです。そして、この月間本数が俗にいう「ノルマ」というものになります。大体月間2本程度のノルマが設定さており3,000円〜5,000円位の価格帯です。
仮に飲みきれていないとしても、決まった日にはお水が届くためユーザーによってはどんどん未消化のお水が溜まってしまう事もあるようです。とは言え、中身は「水」ですから賞味期限も長いためそこまで気にしなくても問題ないかと思います。
逆にお水が足りなくなった場合は、コールセンターやウェブ上で追加注文を行うという仕組み。

そしてその合計金額をカード決済するというシステムです。
クレジットカード決済は他の決済方法に比べて決済手数料が高いです。しかしメーカー側も代金回収の手間がないので、クレジットカード決済を好みます。通常、決済手数料はメーカーが負担します。くまおさん調べでは、ユーザー負担の会社は見つかりませんでした。

そして、次に多いのがコンビニ等後払いです。
これも大手メーカーはほとんどが取り入れています。流れとしては、お水が配達されてきたあとに郵送でコンビニや郵便局で使える払込用紙(携帯代金の払込用紙のようなバーコード付きのもの)が送られてきます。払込用紙到着後14日以内に払込を済ませればOKです。
クレジットカード決済に抵抗のある方や、ご高齢の方、またカード自体を持っていない方が対象になります。

この決済方法の場合決済手数料を別途請求するメーカーが多いようです。※1回200円位

代金後払いなので、後払い決済方法を好む方も多いです。

最後が代引きです。
昔からあるサービスで、商品と引き換えに代金を支払います。カード決済やコンビニ払い等に慣れていない方の利用が多いようです。ただ、代引きに関しては取り扱っていないメーカーが多く必ず選択できるとは限りませんので注意が必要です。

ウォーターサーバーの場合銀行振込等を受け付けるメーカーはほとんどありません。何故なら面倒で大変だからです。顧客数も多く、その都度確認すると膨大な作業量になるためメーカーは採用したがりません。

若い方や主婦の方はカード決済をする方が圧倒的に多いです。クレジットカード決済だとカード会社のポイント(例えば楽天ポイント等)が付与されるので好んでカード決済をするようです。

くまおさんが新規サービスを立ち上げる際にも決済方法は色々と検討しました。メーカー側が一番望んでいる決済方法はクレジットカード決済です。代金回収をクレジットカード会社が行ってくれるので手間がなく、確実に代金を回収できるからです。その際にかかる手数料に関しては必要経費だと考えていました。

一番厄介なのがコンビニ決済です。これはお客様が代金を支払ってくれなければメーカーには代金が入ってこない仕組みです。仮に支払いが滞っているお客様がいた場合、催促業務は各社にて行わなければならないのでとても手間がかかります。しかし、クレジットカード決済には抵抗がある方も多く、後払いシステムを用意しておかないと顧客ニーズには対応できない為、殆どの会社が用意しています。

ちなみに・・・解約金等もカード決済の場合きっちり請求されます。
でも、コンビニ決済の場合は・・・グレーです。※色々と事情があって請求が難しい・・・だからといって悪用してはダメですよ。

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