コスモウォーターがOEM供給元を遂にきった!※2社目

ちょっと面白い情報が入ったのでお伝えしますね。
コスモウォーターは4種類の天然水を提供する事で有名なウォーターサーバーメーカーですが、8月よりお水の種類が3種類になりました。
いままで富士山系の水源が2種類あったのですが、そのうちの一つを廃番にするそうです。

それが「富士の微笑み」
このブランドは昔から存在する水源でユーザーも多かったようです。
水源地は山梨県。富士国立公園内の水源からくみ上げたバナジウムと言う希少な成分を含んだ天然水です。
そんな天然水が取り扱い休止になりました。なぜでしょうか…..

くまおさんは元業界人です。ですから裏事情が大体察しがつきますので、その事情を暴露してみましょう。
実は「富士の微笑み」はコスモウォーターの水源ではありません。
この水源は横浜市泉区にある「コウノウォーター」という会社の所有するもので、コスモウォーターはこの会社からOEM供給を受けています。
ですから簡単に言うと・・・「自社水源じゃないので原価が高い」のです。

このコウノウォーター切りには物語があります。
昨年だったかな???記憶が定かではないのですが・・・コスモウォーターが静岡県御殿場市に自社工場を建設しました。
コスモウォーターを運営するコスモライフという会社は兵庫県の会社なので東のエリアに本格進出する為の足がかかりです。
御殿場市と言えば富士山のおひざ元ですから、その工場で生産されるお水は当然「富士山の天然水」です。

しかし、コスモウォーターは元々富士の天然水を販売しています。それが、コウノウォーターから仕入れている「富士の微笑み」です。
そこでコスモウォーターは自社工場生産のお水に「富士の響き」という名前をつけます。
そして、「富士の響き」の販売価格を安く設定したのです。
これにはさすがにコウノウォーターも怒ったようで、業界では一時大騒ぎしました。

当然、その後にコスモウォーターを契約するお客様は同じ富士山の天然水なら安い方がいいと言う事で、
コスモウォーター自社生産の「富士の響き」を契約します。
そして、コウノウォーター産「富士の微笑み」は衰退を余儀なくされたわけです。

遂に8月に取り扱い停止と言う事で、コウノウォーターは激昂している事でしょう。
でもね・・・これがコスモウォーターのやり方の様です。他にもコスモウォーターに切られている水源があります。
それが・・・「金城の華」というお水。
これも、コスモウォーターにお水を供給していたKFGという会社が所有する島根の水源です。

こちらのメーカーも昨年取り扱いが停止になり、販売終了しています。
その後、この水源は「クリティア」と提携し現在はクリティアから製品が出荷されています。

いやいや・・・複雑でしょ・・・素人が判断できるレベルと超えてしまっているウォーターサーバー業界です。
しかしまあ、コスモウォーターはイケイケドンドンですね。
業界は敵だらけといった感じ。

まだまだ突っ走りますね。コスモウォーターの創業オーナーの噂話もあるのですが・・・これはまたの機会にとっておきましょう♪

上に書いた様な事は一般ユーザーは知る由もありません。
これでコスモウォーターは更に利益率を上げる事になります。運営元のコスモライフ社は上場企業ではない為、会社情報を公開する必要がありません。ですから、これからもどんどん仕掛けてくるでしょう。
ウェブの宣伝が抜群にうまい会社ですから、ユーザーはこれからもコスモウォーターがNO1メーカーだと騙される続ける事になります。

とは言ってもくまおさんはコスモウォーターの事は嫌いではありません。
ビジネスとしてはとても優れた感覚を持った会社だと思っています。
現在でも宅配水天然水でNO1である事は変わりありませんし、ワンウェイというビジネスモデルをここまで大きくしたのもコスモウォーターの功績です。

くまおさんが懸念するのはコスモウォーターではなくその傘下にある雑魚グループ。
コスモウォーターと契約するのはそこまで問題ないと思いますが、雑魚グループに引っかかってしますと厄介です。
当サイトではその辺りがしっかり分かるようにしてありますので、よく読んでご判断ください。

そうそう。。。ちなみに先にお話をした
「コウノウォーター」は恵ウォーターという名前でコスモウォーターから製品供給をうけ事業展開しています。

そしてKFGは島根のおいしい天然水というブランドで自社展開しています。

そして、この2社は他にもブランドを有していて同じ水源のお水に違う名前をつけて販売しています。
もう何が何だかわかりません。気をつけてね。。

 

追記

2015/9/20

この件について関係者筋から情報を入手しました。事態はもう少々複雑のようですが、完全に生産をしていないという事ではないようで、高級ラインのお水は引き続き生産しているとの事です。

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