クリクラの配送車は見かけるのにコスモウォーターの配送車を見かけないのはなぜ?

クリクラやハワイウォーターの配送車を街中でよく見かけます。
気にしないと見かけないかもしれませんが、くまおさんの自宅の近くにガス屋さんがありまして毎日ハワイウォーターの黄色い車とすれ違います。

でもちょっと待ってください・・・コスモウォーターの配送車って見かけないよね・・・なんで???
素朴な疑問に答えてゆこうかと思います。

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答えからいうと・・・クリクラは自社配送で、コスモウォーターはクロネコヤマトだからです。以上!!!

ウォーターサーバー業界には大きく分けると2種類の事業形態が存在します。
まずツーウェイ(リターナブルボトル)というタイプ。これは文字通り繰り返しボトル容器を使用してお水を供給する仕組みです。何度も繰り返し利用できるようにボトルはポリカーボネイトというプラスチック素材で作られており丈夫です。

そしてもう一つがワンウェイ(バックインボックス:BIB)と呼ばれるタイプ。これも文字通り片道通行という仕組みです。
お水を、使い捨て容器に充填して宅急便でお届けします。飲み終わった容器はそのまま家庭ごみとして捨てることができます。その為、容器はPET素材が多く耐久性は高くありません。しかし捨てる時に小さくつぶせるのがメリットです。

そろそろ気が付いた人もいるかと思いますが、ツーウェイのビジネスモデルでは飲み終わったボトルを回収しなければならないため自社配送員がぐるぐるエリアを巡回している必要があります。
一方、ワンウェイでは空ボトルを回収する必要がないため自社配送員を使う必要がなく、宅配業者に任せることができます。

上のような仕組みがあるため、クリクラやアクアクララ、ハワイウォーターなどのツーウェイメーカーは自社配送員が自社カーで配送しているために街中で見かけるわけです。一方、コスモウォーターやフレシャス、クリティアなどは自社配送員ではなく宅配業者を使うため自社カーを見かけることはありません。

こんな差がありました。
じゃあどちらがいいのか??という話になりますが、おそらくワンウェイのほうが便利です。
ツーウェイで自社配送の場合、多くのメーカーではお水受け取り時に在宅している必要があるため面倒です。※メーカーによっては出しおきOKの会社もあります。
それに引き換え、ワンウェイの場合受け取り時間の指定もできますし、不在だった場合は再配達の依頼も簡単にできます。※宅急便ですからね。アマゾンの荷物と同じです。

近年は共稼ぎの世帯も増え、女性もフルタイムで働いていることが多いですから時間に縛られることなくお水を配達してほしいというニーズが高まっています。くまおさんはウォーターサーバーメーカー在籍時に新規事業の立ち上げを行っていましたが、ワンウェイ、ツーウェイという仕組みは色々と検証しました。

ツーウェイにも良いところはあるんですよね。。。でもそれに気が付かずにツーウェイからワンウェイに切り替えた大手メーカーが存在します。この会社はのちに大コケしました。この話はまたの機会に♪

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