ウォーターサーバーの不安点
こんにちは。元メーカー本部員のくまおさんです。
ウォーターサーバー業界はここ3年くらいでかなり複雑化しました。その理由は参入業者が増えたから。
それまでは、せいぜい10社位が業界を牛耳っていましたが、今や私の確認している限りでも100メーカーほど存在します。
これはやはり震災後に大量参入があったためです。
メーカーが増えればユーザーにとっては選択肢が増えると言う事になるのでよい事だと思われがちですが、
実はこれが結構厄介なのです。
各社各々違うサービスや違う商品を扱っているのならいいのですが、なにせ商品が「水」ですから、
味の違いやサービスの違いはつけにくいのです。
そこで、後発メーカーは何を考えるかと言うとカモフラージュを考えます。
企業体力もなく、認知度もない後発メーカーが生き残る為にはユーザーを多少欺いても、自社製品を他社よりもよく見せる必要があります。
ほかの記事でも紹介しましたが、ウォーターサーバーはもとをたどると数社の水源にたどり着く為、
本当の意味でのメーカーは非常に少ないでのす。
ですから、後発メーカーは同じ製品を違う製品の様に見せたり、入口商品の価格を下げたり、他社の顧客を横取りする戦略を練ったり・・・
まあ色々と頑張るわけです。
そんなこんなで、ウォーターサーバーは素人では判断できないほど複雑化してしまいました。
これを全て解説していると時間がいくらあっても足りなくなってしまうので、
契約しても問題ない会社のみピックアップした記事を用意してありますのでそちらを参照して下さい。
さて、せっかくなので一般の方ではあまり想像がつかないウォーターサーバーの不安点を解説いたします。
色々あるのですが、今回スポットを当てるのが「クレーム」についてです。
例えば・・・「サーバーからの水漏れクレーム」に関して考えてみます。
本来あってはならない事ですが、サーバーを使用しているので発生の可能性があるのが水漏れです。
大体、サーバー内部の亀裂かボトル自体の亀裂が原因なのですが、
床が水浸しになるほどお水が漏れます。
この様な事が起こった場合、通常はメーカーの保険にて修復代金がまかなわれる事になります。
ウォーターサーバーメーカーは通常PL保険という製造者責任を担保してくれる保険に加入しています。
もしくは企業として損保等に加入しているケースが多いので概ね問題なく賠償されます。
しかし、中には賠償に応じてくれないケースもあるようです。
その場合は自分の家財保険等で修復をする必要がありますが納得いかないですよね。
ですから、実はこのようなトラブルがあった際にちゃんと対応してくれる業者を選ぶと言うのも重要なポイントです。
ではどの様な業者なら安心できるかをお教え増します。
ずばり・・・大きな会社です。そして・・・リターナブルサービスの会社です。
さて、まずは大きな会社について。
出来れば上場企業が望ましいです。
上場企業はクレームが消費者庁に入ってしまったり、株主総会で爆発したりする事をとても恐れています。
ですからめちゃくちゃな対応はあまりしてきません。
- クリクラ
- クリティア
- トーエル
- うるのん
- サントリー
- キリン
この辺りです。アクアクララ、コスモウォーター、フレシャスは非上場企業なので会社業績を公表する必要がありません。注意が必要です。
リターナブルサービスの会社とは空ボトルを配達員が回収しにくるサービスの事です。
- クリクラ
- アクアクララ
- トーエル
- ダイオーズ
- トーカイ
この辺りの会社をさします。更に安心感を追及するならば代理店ではなく本店から購入してください。
代理店販売の場合責任者が代理店担当者なので、その会社が小さい場合対応に不安があります。
上記を鑑みるとクリクラがかなり硬いラインと言う事になりますね。
でも、サーバーがダサいんですよね・・・もうちょっと何とかしてほしいですね。