アイディールウォーターやっぱり終了のお知らせ

あまり知名度は高くないのですが、アイディールウォーターというメーカーが有りました。
クリティアがまだ光通信に買収される前に、2社間によって設立されたメーカーです。主に光通信のウォーターサーバー市場テストマーケティングの意味合いが強かった会社で、商品自体はクリティアと同じものでラベルとダンボールだけ張り替えたものでした。

当時、ウォーターサーバー業界に目をつけた光通信は手当たり次第主要メーカーに声をかけていたようです。
情報筋によるとコスモウォーターやクリクラ、アクアクララにも声がかかったとの事。

このアイディールウォーターを運営していた「アイディールライフ」という会社は現在では存在しません。
%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%a6%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e7%b5%82%e4%ba%86
ということで、ウォーターダイレクト(クリティア)に吸収されました。ウォーターダイレクトは現在では光通信に買収され、後にプレミアムウォーターと統合していますので結局のところ皆グルだったと言うことですね。

サービスの向上を目指すものであり・・・と記載されていますが、それは体裁上の理由であることは明らかです。

 

さて。。。くまおさん、アイディールウォーターの販売コールセンターへ行ったことがあります。
アイディールウォーターは光通信内のコールセンターにて、過去に光通信から何らかの契約をした経験がある顧客に向けてテレマーケティングを実施していました。当時、顧客獲得はそれなりに順調だったようです。
その時に感じていたことが「アイディールウォーターで契約する人って可哀想だな〜」ということ。

明らかにテストマーケティング用の会社だということは分かりましたし、運営母体が光通信ですから切り捨てられることも目に見えていたわけです。
ウォーターサーバーユーザーが一番困ることは何でしょうか?それは「事業終了」です。
事業が終了してしまうと、お水は届かなくなりますしサービスがストップしたり、色々と大変です。

アイディールライフ社は長い間事業を継続しないことを前提に作られた会社であり、アイディールウォーターは長期顧客の事はとくに考慮していなかったということになります。アイディールウォーターでご契約された方ご愁傷様です。

ただ、アイディールウォーターユーザーが幸運だったことは、光通信のウォーターサーバー事業が順調であるということです。
幸いにして、親会社であるクリティアはプレミアムウォーターと統合して天然水ウォーターサーバーでは1位になり、業界全体では第3位に付けるまでに成長しました。
アイディールウォーターもそのグループに入ることになり、サービスの質は保たれるので結果オーライです。

でも・・・このやり方はちょっと責任感が足りないと思うのです。
アイディールウォーターを設立した段階で関係者は「短期的なメーカー」であることを承知していたはずだからです。

設立当初のシナリオはおそらく下記です。

・アイディールウォーターが上手くいったら・・・光通信がクリティア買収⇒顧客譲渡
・アイディールウォーターが上手くゆかなかったら・・・光通信撤退⇒顧客譲渡

いずれにしても顧客譲渡でアイディールウォーターは存在が消えるというシナリオです。
フェードアウトするブランドであることを承知のうえでガンガン販促活動を実施する光通信は、流石にブラック企業界の帝王です。

上記のような流れからも分かるように、くまおさんは光通信系列のウォーターサーバーは契約をオススメしません。

%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%9f%e3%82%a2%e3%83%a0%e3%82%a6%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc

関連記事

ページ上部へ戻る